2005/11/15

Dawine(Wine For MacOSX)

WindowsアプリをUNIX互換OSで動かすWineをMacOSX上で動作させるプロジェクトが「Darwineプロジェクト」。

本家である「wineプロジェクト」は先日最新バージョン"0.9"をリリースされ順調に進んでいることをアピールしています。実際、古いノートPCにて試してみたのですが、インストールも難しくなくすんなり終わりました。ソフトの動作に関しては、notepadは難なく動作します。されにフリーエディタ「K2Editor」を単純にLinux側へコピーののち起動させると、これまた難なく動作しました。純正ソフトやレジストリへの書込みがあるものなどを除き、コピーだけで動作するようです。バージョン1.0の早期リリースが待ち遠しい限りです。

話しをMacOSX用に戻すと、UNIX互換OS(Linuxなど)のほとんどがx86系CPUにて動作するとは違いPowerPC上にて動作するMacOSXへの移植は厳しい道のりのようです。プロジェクトが動き出してから1年以上が経ちますが、20040820バージョンが最新(1年以上前)となっています。

来年から始まるIntelCPUへの移行によって、この状況も一変するものと期待します。これまでよりも開発スピードがあがり、完全にIntelCPUへの移行が終る頃には動作する状態になりそうです。また、wineバージョン1.0もリリースされ、Finkなどを利用するれば動作環境が整うことも期待してます。エミュレーションソフトを介さずにWin系のソフトを動かすことができれば、会社での個人的な利用シーンも増えのではないでしょうか。

このところの”噂”が現実ならば、予想以上早くIntel搭載Macのリリースが早期に行われそうです。PowerBook12インチがラインからなくなるのは寂しいですが、反面ワイド化が噂されるiBookに魅力を感じています。セカンドマシンとし、”Darwine”を入れ会社のデスク上で仕事ができれば最高です。