2006/08/09

MacPro

大方の予想通りにxxxにて「MacPRO」が発表されましたね。
珍しく、即日発売開始です。


ほかのモデルに比べ前モデルのスペック(G5)が脅威的だったので
IntelCPU(最新Xeon)を搭載しても大幅なスピードアップへは
つながりませんでした。


外観的は地味なモデルチェンジに止まりました。


反面、内部的には大きく変貌しましたね。
G5に比べ発熱量が少ないのか、冷却装置が無い(!?)。
そのスペースを利用して所狭しと各種パーツが整然とレイアウトさ
れています。
IntelCPUへのスイッチを表明した際、デベロッパ向けに貸し出さ
れたモデルの内部と比べるとその差は歴然です。
HDD搭載量はすさまじい。
そして、今回のモデル設定は最初から数モデルを用意するのではなく、
BTOによるオプションパーツの組合せでユーザの好みに対処しています。
この方法もいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、3.0GHzのCPUに換装するには”10万”アップとなります。


驚くのはそのプロモーション。
「ワークステーション」と初めて銘打ち、プロ色が一層強くなりました。
搭載したCPUの基本用途からもうなずけます。


私のような中途半端なユーザには手の届かないモデルへどんどんと変貌
しています。


さて気になるのは、CPUがどのように搭載されているのかです。
Appleが公表した技術資料によれば、ソケット形式とのこと。


BTOとして多くのオプションを用意されていますが、
一般に流通した安価なパーツを使って同等なあるいはそれ以上のスペックへ
変貌させる面白さはどのモデルでも捨てきれません。
ソケット形式を採用したことは、一般ユーザはもとより
これまでCPU関連のカスタムパーツを販売していた
サードパーティ関係にも恩恵があるでしょう。


即日発売なので既に注文したユーザさんも数多くいるはずです。
専門誌のスタッフでも記事にするため同じよう注文したはず。
後数日もすれば、内部構成を公開され多くのことを知ることができます。
※すでに一般ユーザの手元に到着し始め、紹介しているサイトが存在。


どんな形式にせよ、やはり購入できるモデルではありません。
本体やディスプレイの大きさを考えると、
一般ユーザ(特に日本人ユーザ)では住宅事情などから購入
をためらうはずです。
こうなるとミドルレンジのモデルがラインナップされることを望みますが、
中途半端な形でミドルクラスをリリースするとCubeの二の舞になるでしょうから、
絶対リリースしないでしょう。
(Cubeの思想はある意味成功で、Mac miniに受け継がれていると信じています)


でも、存在すると仮定すればどんな造形美なモデルをリリースするか
想像するのが楽しいです。


その前にMacPROの実物を拝見したいですね。
9月上旬、運良く福岡へ旅行の計画があります。
そのとき、AppleStoreに立ち寄れれば、実物を拝見そして
触れる事ができるでしょう。

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